2024/03/02
『他のまちのフットパスをみてみよう:多摩丘陵の成り立ちを探るコースを歩く』
2024年3月2日(土)

『他のまちのフットパスをみてみよう:多摩丘陵の成り立ちを探るコースを歩く』
【講師:小林 道正 多摩丘陵は相模川の河原だった!】


【集合】京王線「南平」駅10:00AM
 [昼食]東京薬科大学学食
 申込締切2月24日



【内容】多摩丘陵は境川と多摩川に挟まれた小高い地形のことで、高尾山の麓から八王子市や町田市の全域に広がる丘陵地です。この地域の河床や崖を観察することによって、多摩丘陵がいつ頃、どのようにしてできたのかが分かります。今回は京王南平駅近くの浅川の河床で約100万年前のホタテ貝や二枚貝の化石を発掘する体験をして、この化石から何が分かるのか考えましょう。次に、「平山城址公園」近くの崖にある「小石」を観察し、この石が相模川の河原の石だった証拠を見つけましょう。ここまでが午前中の活動です。お昼は「東京薬科大学」の学食を利用し、その後、薬用植物園で牧野富太郎がこよなく愛した「オウレンの花」の仲間を鑑賞したいと思います。バスで「京王堀之内」駅へ移動し解散します。歩行距離は約5km。高低差は約150mです。


【コース】京王線「南平」駅→浅川<河床で化石の発掘体験>→平山城址公園近くの崖<小石観察>→東薬科大学<学食:昼食→薬用植物園:見学>→バスで京王線「京王堀ノ内」駅(15:30頃解散)

浅川の河原  ホタテ貝の化石  崖の小石

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2023/03/19
2023年4月~2023年6 月フットパス・スケジュール
2023年4月~2023年7月フットパス・スケジュール

2023年4月9日『フットパス専門家講座:スミレ博士と歩く春の高尾山と植物観察』
2023年4月22日『他のまちのフットパスをみてみよう:春の海風を感じながらの「鵜原理想郷」』
2023年5月20日『フットパス専門家講座:佃島、月島そして晴海へ/江戸のまち、明治・大正・昭和初期のまちの変貌をめぐる』
2023年5月30日『フットパス専門家講座:八王子の湯殿川流域フットパス』
2023年6月4日『他のまちのフットパスをみてみよう:異国情緒の横浜山手と元町を歩く』
2023年6月25日『フットパス専門家講座:武蔵国分寺跡から府中の国府へ』
2023年7月9日『他のまちのフットパスをみてみよう:麻布十番はどんなまち?』
2023年7月22日『他のまちのフットパスをみてみよう:涼風をもとめて御岳渓谷を歩く』
2023/03/18
『フットパス専門家講座:スミレ博士と歩く春の高尾山と植物観察』
4月9日(日)

『フットパス専門家講座:スミレ博士と歩く春の高尾山と植物観察』
【講師:植物研究家山田隆彦:高尾山のスミレ観察】


【集合】京王線「高尾山口」駅10:10AM 10時24分発のバスに乗車します。
【昼食】弁当持参
【申込締切】 4月2日まで


【内容】高尾山のメインコースではありませんが、人混みを避けた裏高尾のコースで大垂水峠から小仏城山まで登り、日影沢林道を下ります。ニリンソウ、アズマイチゲなどのスプリングエフェメラル、各種スミレやコチャルメルソウ、春の植物を観察します。

【コース】「高尾山口」→(バス)→大垂水峠----(1:10)----小仏城山(茶店が開いていれば温かいものが食べられます)----(0:55)----<日影沢林道>----日影沢キャンプ場----(0:15)----日影沢バス停→「高尾山口」( )内は登山コースタイムです。

                山田先生のスミレ関連の著作のご紹介
                    『日本のスミレ探訪・72選』(太郎次郎社2019年)
タカオスミレ              『スミレハンドブック』(文一総合出版2010年)

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2023/04/22
『他のまちのフットパスをみてみよう:春の海風を感じながらの「鵜原理想郷」』
4月22日(土)

『他のまちのフットパスをみてみよう:春の海風を感じながらの「鵜原理想郷」』
【講師:小林道正:リアス式海岸が続く千葉勝浦の景勝地・大正ロマン散策】


【集合】JR「東京」駅・京葉線ホーム(1・2番線) 8:45AM※中央線ホームから約20分。9:00発の特急乗車。
【昼食】現地「市場食堂」
【申込締切】 4月15日まで


【内容】430年の歴史を誇る勝浦朝市通りと勝浦港を巡り、昼食は海鮮丼で舌鼓をうち、午後は大正時代に文学別荘地として開発計画のあった「鵜原理想郷」を散策。与謝野晶子や三島由紀夫がこの地を訪れた資料を展示する「鵜原館」を見学する。

【コース】JR「東京」駅(9:00)→<特急わかしお3号>→勝浦駅→朝市通り→勝浦港・市場食堂(昼食)→勝浦駅→<電車利用>→鵜原駅→鵜原海岸・東京学芸大学附属小学校「至楽荘」→鵜原理想郷→鵜原館→鵜原駅16:08→勝浦駅17:05→<特急わかしお18号>→「東京」駅18:40(勝浦駅16:45→<新宿わかしお号>→新宿18:29)



理想郷の“幸せの鐘”            鵜原理想卿から海中公園を望む

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2023/05/20
『フットパス専門家講座:佃島、月島そして晴海へ/江戸のまち、明治・大正・昭和初期のまちの変貌をめぐる』
5月20日(土)

『フットパス専門家講座:佃島、月島そして晴海へ/江戸のまち、明治・大正・昭和初期のまちの変貌をめぐる』
【講師:浅黄美彦:江戸のまち佃島、明治大正の埋め立て地のまち月島そして昭和の埋め立て地晴海。それぞれのまちの歴史と変遷を通り・路地・親水堤防・運河沿いを歩き巡ります】

【集合】大江戸線・有楽町線「月島」駅ローソン月駅前店 10:00AM
【昼食】各自(もんじゃ店など)
【申込締切】5月13日まで




【内容】スタートは江戸の漁民のまち佃島。渡船場跡、船溜まり、住吉神社そして漁師の家、佃小橋や堤防からの眺めを楽しみ、佃煮屋に立ち寄ります。
次は明治以降埋め立てられたまち月島へ。石川島播磨の造船工場などに働く人のための庶民のまちを歩きます。佃島から勝どきに向かう、どこまでもまっすぐな道「月島西仲通り商店街」の看板建築とタワーマンションのコントラスト。そこから直角にある路地沿いの長屋群のある月島。最後に訪ねるのは黎明橋を渡り昭和の埋立地晴海へ。朝潮運河沿いの遊歩道を歩きながら、埠頭と旧日本住宅公団の晴海団地跡を眺めます。



【コース】ローソン月島駅前店前の小広場→ 佃島→ ちらりと大川端リバーシティ→ 月島(西仲通りと路地)→ 晴海(朝潮運河沿い遊歩道)→ 「月島」駅

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2023/05/30
『フットパス専門家講座:八王子の湯殿川流域フットパス』
5月30日(火)

『フットパス専門家講座:八王子の湯殿川流域フットパス』
【講師:古街道研究家宮田太郎:中世武士団・横山党と鎌倉一族の伝説地・古道を探索する】


【集合】JR「高尾」駅北口改札口前広場 10:00AM
【昼食】自由昼食
【申込締切】5月23日まで


【内容】高尾山麓から湧き出だす湯殿川は片倉の東で浅川に合流する多摩川の支流です。はたして山形の湯殿山・月山信仰に関係している故の名称なのでしょうか。平安時代末期に活躍した鎌倉権五郎景政、戦国時代に八王子城で戦った近藤出羽守の館城、出羽国と関係した横山党ゆかりの大日堂、山形の長井市と縁のある鎌倉時代の長井氏など、つながりを推理しながら多摩丘陵の西のはずれを探索しましょう。

【コース】JR「高尾」駅北口改札口前広場に午前10時集合→みころも聖堂と菅原道真像→鎌倉街道山ノ道→狭間のイトーヨーカ堂内の飲食店やフードコートで自由昼食→鎌倉権五郎伝説の御霊神社→浄泉城跡→龍見寺→湯殿川の和合橋→「和田」バス停。約5.5km。解散は15時半頃を予定。

湯殿川に沿う古代の馬牧の丘

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2023/06/04
『他のまちのフットパスをみてみよう:異国情緒の横浜山手と元町を歩く』
6月4日(日)

『他のまちのフットパスをみてみよう:異国情緒の横浜山手と元町を歩く』
【講師:田邊博仁:山手丘陵の尾根道と坂道を廻り、歴史を活かしたまちづくりを知る】

【集合】JR「石川町」駅南改札口前10:00AM
【昼食】現地レストラン
【申込締切】5月28日まで


【内容】丘の上からの眺望、緑豊かな公園、閑静な住宅街、歴史あるミッションスクールや教会の建物、昭和初期の歴史的な洋館も数多く残され、観光客も多く訪れる地区です。幕末からの外国人居留地時代、関東大震災(1923)の壊滅的被害、戦後の進駐軍接収時代を経て、昭和40年代後半から、本格的なまちづくりが始まり、現在の街並みが形成・維持されています。子どもの頃から慣れ親しんだ横浜山手・元町ですが、改めて、歴史を学びながら、じっくり歩いてみます。また、バラの季節を選びましたので、洋館の庭園と山手通りのバラを楽しみながらの散策です。昼食は山手か元町を予定しています。

【コース】①JR「石川町」駅・南改札口(10:00)→②山手イタリア山庭園→③山手公園→④山手本通り→⑤元町公園→⑥元町通り→⑦外国人墓地→⑧港の見える丘公園→⑨フランス山→⑩みなとみらい線「元町・中華街」駅(15:30 解散)

山手イタリア山庭園・外交官の家

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2023/06/25
『フットパス専門家講座:武蔵国分寺跡から府中の国府へ』
6月25日(日)

『フットパス専門家講座:武蔵国分寺跡から府中の国府へ』
【講師:高見澤邦郎:古代の史跡を巡り、水と緑を楽しむ】

【集合】JR中央線・武蔵野線「西国分寺」駅改札口10:00AM
【昼食】現地レストラン
【申込締切】6月18日まで


【内容】南北に接する「府中」市と「国分寺」市はその名の通り、奈良時代に武蔵国の国府が置かれ寺院が建立された場所です。
「西国分寺」駅から南東へ行くと、住宅団地・公文書館・のびやかな武蔵国分寺公園などがあります。旧国鉄・鉄道学園の跡地を都が買収して整備した一帯です。
公園をゆっくり歩き崖線を下ると、真姿の池・お鷹の道湧水に。「国分寺跡資料館」には発掘品などの歴史資料が展示されています。
次いで現在の国分寺を訪ねた後、国分僧寺跡・国分尼寺跡と回りましょう。その後バスで府中駅へ出て駅周辺で遅めの食事。
昼食後は、京王線に南北に交差する馬場大門ケヤキ並木(天然記念物)を歩き、くらやみ祭りでも有名な大國霊神社へ。神社周辺での発掘調査が進み、国衙跡と国司館跡が展示されていますので見学。
15時頃「府中本町」駅(南部線・武蔵野線)で解散の予定。国分寺崖線の下り坂以外はほぼ平坦な7~8kmほどの道のりです。

【コース】「西国分寺」駅改札集合→東山道武蔵路跡・都立武蔵国分寺公園→お鷹の道湧水園・資料館・史跡の駅“おたカフェ”→国分寺界隈(仁王門・楼門など)→史跡/武蔵国分僧寺跡→史跡/武蔵国分尼寺跡→黒鐘公園入口からバス乗車/15分程で府中駅へ。再集合後、馬場大門ケヤキ並木を経て大國霊神社(ふるさと府中歴史館)→史跡/武蔵国府跡(国衙地区)→同/国司館・家康御殿跡(国司館地区)→「府中本町」駅にて解散

お鷹の道の湧水

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2023/07/09
『他のまちのフットパスをみてみよう:麻布十番はどんなまち?』
7月9日(日)

『他のまちのフットパスをみてみよう:麻布十番はどんなまち?』
【講師:みどりのゆび:謎の多い麻布十番から白金】


【集合】東京メトロ、都営地下鉄「麻布十番」駅1番出口または4番出口・オスロ-コ-ヒー前 10:00AM
【昼食】現地レストラン
【申込締切】7月2日まで


【内容】麻布はますます謎が深いです。前回かなりわかった!と思ったのはとんでもない!何故東京の真ん中にこんな不思議な地形や生活が残っているのでしょうか。今回は前回の仙台坂上の手前から南に白金まで下ります。白金も北白金の下町風情と南白金のファッショナブルタウンの対比が面白いまちです。
白金商店街は恵比寿三丁目交差点まで古い商店街が続きます。そこから「東京都庭園美術館」まで行くか,「白金台」で終点にしたいと思います。

【コース】「麻布十番」→「韓国大使館」手前→絶江坂→薬園坂→白金氷川神社→白金商店街→昼食(tenementか洋食ハチロー)→明治坂→蜀江坂→「東京大学医科学研究所付属病院」→(東京都庭園美術館)→「白金台」駅

白金古い商店街(昼食所)

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2023/07/23
『他のまちのフットパスをみてみよう:涼風をもとめて御岳渓谷を歩く』
7月22日(土)

『他のまちのフットパスをみてみよう:涼風をもとめて御岳渓谷を歩く』
【講師:小林道正:奥多摩の自然が生んだ澤乃井と玉堂を楽しみ、信玄の隠し金山の名残を探索する】


【集合】JR青梅線「沢井」駅10:10AM ※沢井駅10時着の電車があります。
[昼食]清流ガーデン「澤乃井園」にて
【申込締切】7月15日まで


【内容】小澤酒造のホームページには「日本に米があり、奥多摩に名水がある限り、澤乃井は美酒を造り続けてまいります。」とある。奥多摩の地形は数億年から数千万年前に堆積した地層が作り出したもので、この地層中を長い年月をかけて移動するミネラル成分の少ない超軟水が美味い日本酒を造り出すのである。川合玉堂は伝統的な日本画の本質を守り、清澄にして気品のある独自な作風を展開しつつ、明治・大正・昭和の三代にわたって、日本学術文化の振興に貢献した。自然を愛し人を愛した玉堂の人柄は土地の人々からも慕われ、昭和19年から昭和32年までの10余年を過ごした御岳渓谷に美術館が建てられた。そして今、多摩川は一部の人々の間で「砂金が採れる」ことで話題になっている。遙か上流にあった「信玄の隠し金山」で有名な「黒川金山」に由来している。
【コース】JR「沢井」駅→多摩川<金山の名残探索>→清流ガーデン澤乃井園<昼食>→小澤酒造<酒蔵見学>→御岳渓谷<散策>→玉堂美術館→JR「御嶽」駅(16:00頃解散、16:12発青梅行、16:32特別快速東京行)

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2022/09/25
2022 年10~2023年3 月フットパス・スケジュール
2022年

10月1日(土)『フットパス専門家講座:浜田山から千歳烏山へ/公園・川・建築をめぐる』

10月22日(土)『フットパス専門家講座:懐かしみながら最近人気再燃気味の江ノ島を歩く』


11月5日(土)『フットパス専門家講座:東京都薬用植物園・玉川上水緑道案内』


11月19日(土)『他のまちのフットパスをみてみよう:丹沢の清流・四十八瀬川と秦野戸川公園を歩く』


12月7日(水)『フットパス専門家講座:多摩丘陵12古街道フットパス①』


12月17日(土)『他のまちのフットパスをみてみよう;麻布十番はどんなまち?』



2023年
1月18日(水)『フットパス専門家講座:多摩丘陵12古街道フットパス②』

2月18日(土)『フットパス専門家講座:我がまちのフットパスを再認識する』


3月24(金)『他のまちのフットパスをみてみよう:お花見しながら、神楽坂をてくてく散歩』


3月29(水)『フットパス専門家講座:多摩丘陵12古街道フットパス③』

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