•  フットパス活動の記録

農と緑の管理
2023.09.03
「鎌倉街道小野路宿ふるさとの森」を管理するために

 皆さんは私たち「みどりのゆび」が管理している緑地の正式名称をご存知ですか。「鎌倉街道小野路宿ふるさとの森」といいます。
 「ふるさとの森」とは、町田市のホームページで都市づくり部公園緑地課の中に「ふるさとの森は、市内の美しい緑地景観、歴史的環境を保護すること及び貴重な動植物が生育する自然環境の保全を目的としており、現在43箇所が指定されています。」と説明されています。
 この43カ所のうち、昭和62年(1987年)10月、10番目に指定となったのが私たちの管理する小野路宿緑地です。
 管理委託契約書も2013年まで毎年交わされています。そこには、ふるさとの森の管理は「(1)緑地の地形、植生、施設等の観察点検をし、ゴミの不法投棄等については市に通報をする(2)緑地の維持保全のため、市の保全作業に協力し、軽易な除草、 清掃を行う(3)緑地の保全と自然保護について周辺住民の理解と協力が得られるように努める」と目標づけられています。当時の担当者の説明としては、本来は市がやるべきふるさとの森の保全を市民団体が協力支援し、保全を維持するための地形、植生、ゴミなどの管理を行うことが主たる目的でした。したがって除草や清掃が第一の目的ではなく、市民が緑を楽しみ慈しみながら維持することと理解しています。また周囲の地元の方たちの理解や協力を得ることも大きな役割です。2014年からは公益的活動団体として、他の400ほどの市民団体と同様に月1回の清掃活動のみが義務付けられていますが、「ふるさとの森」という制度がある限り私たちは「ふるさとの森」としての管理目標を遂行しています。
 緑地から通ずる小野路の切通は、たいした特色もないベッドタウンと思われていた町田市が、自分たちの魅力に気づき、観光によるまちづくりに目覚めた原点でした。この小野路の緑地から、今の自信に満ちた町田市が再建されたと言っても過言ではない大事な緑地です。「ふるさとの森」としての矜持を保ちながら、管理していきたいと思います。 (文:事務局 神谷 由紀子)


カナムグラと挌闘して達成感

9月3日(日) 天気:晴参加者:9名

都心から電車を乗り継ぎ鶴川に降りると、いつも 陽の光が明るいと感じる。別所から小道を通り宿緑地に着くと大きく深く呼吸したくなる。ここは時折サイクリングのグループが「こんにちは」と気持ち良さそうに走り抜ける。
今日は2ヵ月振りの作業日。前回のオオブタクサは、するりと簡単に根も抜けたが、カナムグラは大小の樹々や草むらに巻き付いて手強い。
チェーン・ソーを使う男性お二人は緑地に伸びた雑草も刈り、Kさんと私達女性6名ははびこっているカナムグラに向かうが、トゲトゲが絡み合って簡単にはいかない。力自慢の私も“エイヤー”と全力で格闘し、夢中で沢山を引き抜いた。作業小屋裏を流れる小川は枯枝や枯竹で塞がれていて、皆できれいにする。作業は はかどり、皆で除去した雑草の山と、きれいに整地された緑地を何度も眺め、達成感に浸った。
裏山近くではムラサキシキブの大株を見つけた。きれいな紫の実を沢山付けていて、夏のお花を見るのが楽しみです。(文:松本 美津子)



恵泉女学園大学の田んぼ作業は、楽しみがいっぱい

10月7日(土)天気:晴 参加者:5名

 小野路に残る恵泉女学園大学の田んぼ作業で、秋の稲刈り実習には、会員4名と孫(7歳)が一緒に参加しました。
 孫は今年で3回目ですが、2回目からは鎌を使いました。去年の稲刈りでは刈った稲を交差させたり、くるっと回して前年の稲で 束ね、天日干しにしました。
 周囲にはカエルやバッタ、カマキリ、トンボもいて、里山を楽しみながら作業しました。








お孫さんが大活躍の稲刈り(写真:恵泉女学園大学)


 初夏の田植えも楽しみです。学生さんの実習ですので、先生方が苗、田おこし、水張り、ロープ張りと全て準備してくださり、私達は植えるだけです。初めての時はゴム草履を紐で巻き付けて田んぼに入りましたが、途中からは裸足になり、先生に教わりながら植えていきました。
 田んぼの畦付近の水溜りにはメダカ、ドジョウの稚魚も見かけます。


孫のもうひとつの楽しみは作業の後、里山交流館の縁側に腰掛け、庭を眺めながらのお昼とかき氷を食べる事のようです。
今年の田植えも楽しみにしています。
(文:名城 千穗)



鎌倉街道小野路宿緑地(写真:田邊)



まだまだ暑い日差しの中、たっぷり汗をかいた木陰は壮快!

10月22日(日) 天気:晴参加人数:6名

 待ちきれず? 事前に現地をご案内いただいていた小野路の竹林管理。20年前の山登りウェアを引っ張り出し、初参加させていただきました。
 10時開始。管理地は竹林と隣り合わせて木陰となっており、とても気持ちの良いスポットです。夏の間に繁った膝上丈の下草を大きな鎌でザザザッと、布田道に近い入口から奥の方にある竹林目指して刈り始めました。最初は要領が分からず、また入口付近は倒木があって刈り難く、草の根を掘り起こしてしまったのですが、掘り起こせば土の中の草の種が散って来春芽を出すことを思い出し、文字通り「草刈り」に変えて続行しました。さて期待していた栗拾いは、栗が地面に落ちてしまっており収穫出来ませんでした。残念に思っていたところ、Mさんお手製『栗の渋皮煮』のおやつが振る舞われ、皆さん美味しい笑顔。デパ地下で流行中モンロワールのチョコとも相性バッチリで、ほっこりした休憩となりました。
 私は今年、例年に比べ草木に触れる事が少なかったので、草刈りであっても土や草木と遊べて、大変良い時間を過ごせました。また我武者羅に頑張ってもないのに気分壮快。小野路の魅力かもしれません。次回は虫よけと帽子、露よけの足元と膝のカバーを持参して臨みたいと思います。
(文:鈴木 いと子)



2023.09.03 13:26 | 固定リンク | 緑地管理
農と緑の管理
2023.01.15

小野路里山にお越しください。



 当会の緑地と竹林は、町田市北部の小野路宿と調布市布田五宿を結ぶ、江戸期からの布田道に接しています。道幅が狭いため車が殆ど通らず、騒音と無縁な豊かな自然に恵まれています。
 月1回の管理作業は、この里山を味わいながら行っています。皆さま、昔懐かしい里山を訪ねて、ぜひ散策にお越しください。またご興味あれば、当会作業日のお試し参加も歓迎します。

景観とタケノコ目的で竹林を整備

1月15日(日) 天気:曇 参加者:6名



 昨年9月竹林の管理活用について専門家講義を受け、そのノウハウを活用し竹林管理を強化して来たが、春に向けて一層の整備を進めた。
 枯れた竹や傾いだ竹を伐採し、適当な間隔を確保することで、健全な孟宗竹を育成しタケノコも出易い環境作りに励んだ。

2月26日(日) 天気:曇 参加者:8名



 今回は参加者が多いうえ、チェーンソーや刈払機も活用したので、不要竹伐採や灌木下草刈りの作業が大いに捗った。
 その結果、竹林は今迄とは見違えるほど美しくスッキリした。また切通し付近の整備により、人気ある景観も改善された。

3月19日(日) 天気:晴 参加者:7名



 緑地裏の山地を調査した。10年来ご無沙汰の裏山は倒木多く篠竹も繁って踏み跡すら見えず、ヤブ漕ぎして何とか頂部の小祠に辿り着いた。
 次は竹林に向かい、不要小竹の除去などを進めたので、竹林は広々と見通しが良くなり、気持ち良く整備された状態に仕上がった。

4月16日(日) 天気:曇 参加者:12名



 今日はタケノコ試し掘り。竹林は整備したが、肝心のタケノコが見つからず、探し回って何とか小さいのを含め15本程度掘り出した。
 タケノコは毎年豊凶交互の傾向が強く、昨年豊作の反動か、今年は凶作の模様。また小野路地区は何処でも、貧作との情報も得た。

4月23日(日) 天気:曇時々晴 参加者:23名



 年に一度のタケノコ祭。多くの会員やゲストの参加を得て、必要数のタケノコを確保し、タケノコ入り豚汁を囲んで大いに盛り上がった。
 このアウトド ア・ランチを楽しみにしている方方は多いし、布田道通行者も増えているので、今後とも整備は進めていきたい。

5月7日(日) 天気:雨 管理作業中止

 通常のタケノコが終わった後は、穂先タケノコが採れると聞いたが、凶作年ではタケノコを掘り尽くしており無理と判明した。
 また緑地草刈りは、4月からの道沿い個人刈りにより、当面は急いで草刈りをする必要がないため、5月は完全中止とした。

日常的な環境保全活動

6月18日(日) 天気:晴 参加者:10名

 11日が雨天順延され、布田道へ落ちそうな木枝や枯竹の撤去、オオブタクサ抜去等の緊急課題解決を優先して作業した。
 当面のリスクは排除出来ても、継続して発生する問題につき、今後とも状況を見守りながら適切に対応していく必要がある。

恵泉女学園大学の田植えに参加

6月10日(土) 天気:曇参加者:40名(当会3名+家族)

 新入生を中心とした学部職員あげての田植えに、当会からは会員3名が参加して、楽しみながら体験実践することが出来た。


田植え(写真:恵泉女学園大学)

(文:合田英興)

初めての田植え



 恵泉田圃で、田植えを初めて体験した。緑地奥にある田圃は苗床、うるち米、餅米用の3枚に分けられて美しく並んでいる。先ず苗床田圃で苗取りをした。相当に長い長靴で田圃に入り、苗を取ったら軽く泥をすすぎ、ワラで束ねる作業。やっているうちに体重で足が泥に嵌まっていき不安になる。右足踵から動かそうとした途端、長靴が抜けそうなってバランスが崩れ、ドロンコ第1号となった。
 その後は裸足になり田圃に入った。ヌルッとした感触が足裏で感じられ、田水の冷やっこさが意外に気持ち良かった。長靴より裸足のほうが泥に潜っていかないのも意外であった。
 当会Nさんは今年もお孫さんと参加され、元関係農家のMさんは学生と会話しながら、楽しそうに裸足で作業されていた。アッという間の楽しい一時であった。 (文:新納 清子 )

森林のフィトンチッドは人の心身もリフレッシュ



 3月。今日は気持ちの良い晴天。民家のお庭には色とりどりにツバキ、スイセンやスミレ。布田道に面した作業小屋のある広場では、先月のロウバイに変わり、大木のコブシやレンギョウがお出迎え。この場所はいつ来ても心地良い。
 今日は裏山調査で急傾斜を登る合田さんと別れ、私たち6名は脇道から初めて裏山へ分け入る。気分はワクワク “みどりのゆび探検隊” 。
 木々の根が階段状に張り出ているため、滑らないように気をつけて登ると、小さな古い小屋のある草地に出た。大人でも思わず駆け出したくなる気持ちの良い場所。仲間とヨガやティーパーティなどしたら楽しいことでしょう! と思いながら、合田さんの指示に従い奥の細い道を進むと、大きなカシ?の木のある美しい竹林が続く。さらに道を上りきると、祠のある眺望の良い場所に辿り着いた。
 合田さんと合流後、いつもの竹林まで下って前回の伐採竹の整理と一面の小竹の刈り取り作業。陽当たりの良い広場がつくられた。
 作業帰りにはヤマザクラや満開のヨウコウザクラも見事。この里山を歩く度に自然に魅せられ、 楽しみが増えて嬉しい。
 どうぞ皆さま、 森林浴においでください。
(文:松本 美津子)

今年もタケノコ祭がやって来た!



 昨年の9月に、竹林専門家の方のお話を聞いてから、竹を沢山切りました。神谷さんの呼び掛けで参加者が増え仕事もはかどりました。竹林には日がよく射し込み、風もよく通るようになり、サンショウはあちこちから生え、いつの間にかタラの芽も出ています。キンランやタマノカンアオイも静かに咲いています。
 タケノコ祭で嬉しいのは、普段はフットパスでしか会えない人と竹林で会える事です。タケノコ祭はタケノコを掘るのが目的ですが、この日は皆のお楽しみの日でもあります。
 まずはいつもの具がたっぷり入ったタケノコ汁、焼きタケノコ、タケノコの刺身 ( 特製木の芽ソース添え ) 、最近はこれに焼きリンゴが加わりました。今年は干し葡萄入りで、切り分けるとバターとシナモンがほのかに香り、ここでしか味わえない格別の一品で大人気です。
 焚き火では、焼きリンゴの他に除湿消臭に役立つお持ち帰り用の炭を焼きます。松ぼっくりは綺麗に焼け、今度は形がおもしろいレンコンの輪切りでも作る予定。試してみたい物があればお持ちください。一緒に炭を焼きましょう。
 今年はタケノコがあまり採れませんでした。来年は豊作でありますように。
(文:鈴木 由美子)


美しくスッキリした竹林(0206 写真:神谷)

  
タケノコ祭のタケノコ(写真:横山)とキンラン(写真:神谷)

 

 

タケノコ祭の楽しみ:
タケノコ汁、焼きタケノコ、
タケノコの刺身、焼きリンゴ
などを楽しむ参加者のみなさ
ま(写真:横山)


タケノコ祭に参加のみなさま(写真:神谷)
2023.01.15 21:35 | 固定リンク | 緑地管理
緑地管理
2021.09.19
緑地管理
生い茂る夏草刈りと枯れ木の整備
人気ある切通しの景観も改善


 当会管理地は町田市小野路町大犬久保谷戸の奥で、布田道沿いの1) 緑地 後背山地と 2) 竹林です。布田道は江戸期小野路宿から甲州街道調布の布田五宿を結ぶ重要な脇往還であり人馬が行き交いました。そんな長い歴史と緑豊かな自然に恵まれて、管理地は心安らぐ憩いの広場でもあり汗をかく作業場でもあります。





2021年 9 月 19 日 日 天気:晴 参加者: 9 名

[緑地草刈り] 6 月作業以来の現地は夏草が緑地全体を厚く覆い、中央部の枯れ高木は強風で倒れ、西側部分では高さ 3 mを超えるオオブタクサがはびこるという著しく荒廃した有り様。先ずは草刈機で物置小屋への通路と駐車地の草刈りの後、手鎌で小屋近辺の草刈りを継続した。草刈機 2 台は花粉アレルギーが懸念されるオオブタクサ刈りに集中した。



 6月町田市に伐木を要請していた枯れた高木が処理される前に倒壊していたので、チェーンソーを扱える石垣さんが木幹は短く切断して脇に置き、枝類は一カ所に積み上げて乾燥後には焼却出来るよう整理してくれた。
 全員で草刈機もフル稼働させて雑草刈りをしたが、午前中の 2 時間では必要最低限しか出来ず、なお緑地全体は荒れた印象のままで終わった。

10月 31 ( 日 ) 天気:曇のち小雨 参加者: 9 名

[緑地草刈り] 布田道沿いのヒガンバナ葉周りの雑草を手鎌で除き、カナムグラが取り付く灌木類を切り取り、先に草刈機で刈り積んでいた刈草を奥に移した。前回作業では不充分なため適宜折りを見て草刈りを相当継続してあったので、天気予報より早く冷たい小雨が降り始め作業は途中で切り上げたが、緑地全体として整備され美しい印象となった。
 鈴木由 さんと神谷さんが前回積んであった倒木枝を焼却する焚火でリンゴ、ジャガイモ、サツマイモのホイル焼きをしてくれたので、作業の終わりに皆で楽しむことが出来た。特に紅玉リンゴ焼きは酸味を残す甘みが香ばしく嬉しかった。

11月 14 ( 日 ) 天気:晴 参加者: 6 名

[竹林草刈り ] 竹林エリアの危険な枯木は町田市が要請どおり伐木してくれたが、予算の関係から搬出されず短く切断して並べられていた。集会場付近は雑草と小竹がはびこり足を踏み入れ難い状態につき、先ずは全員で駐車地から草刈りをしてアクセス路確保に専念した。
 集会場周辺は一応改善されたが、管理域全体では倒木や倒れそうな竹や木々が散見される荒れた状態のままであり、次回以降の作業課題とした。

12月 12 日 日 天気:晴 参加者: 6 名

[竹林整備 ] 前半は前回に続き集会場の草刈りと灌木除伐をして来春筍刈りへの準備を進めた。後半はハイカーが往来する切通し付近に移動して布田道との境界部の整備に当たった。枯れた竹を切り倒したり、道脇に落下した木枝や腐蝕した竹積みを片付けて、通行人に被害が出ないようにすると共に人気ある切通し景観改善に役立てた。
 切通しの小野路宿絵入り当会案内板を埋め戻し、緑地の案内板文字を書き直し、会員募集チラシ箱の新設など、広報活動強化策として来春桜が咲く前に整備しておきたい。


(写真:神谷 由紀子)


2022年 1 月 16 ( 日 ) 天気:晴 参加者:9名

[看板整備 ] 経年劣化で傷んだ緑地 竹林周辺エリアの看板類を原状回復させるとの事務局長提案で看板類 4 本はペンキ文字上塗り アクリル板取替え 杭先削り直しなど整備加工のうえ、然るべき位置に埋め戻し、設置当初に迫る見易さと美観を取り戻すことが出来た。特に当会里山マップ案内板は通りすがりのハイカーに好評であり、マップ販促と新会員募集に効果的な内容 形式を今後皆でさらに検討し地道な改良を続けて行きたい。
 風もなく穏やかながら小寒い緑地では、我々の作業成果を褒めるかのようにロウバイが甘く優しい香りを漂わせてくれるなか、久しぶりに皆で揃って「小野路宿里山交流館」に向かい、素朴で味わい深い名物地粉ウドンの昼食を楽しんでから解散した。





 タヌキの足跡と松ボックリの炭緑地の整備をしていると、時々面白いものに出合う。
この間、緑地の隣の畑にタヌキの足跡を見つけた。メイさんが「大きいのと小さいのと両方あるわよ」と気が付いて、親子の足跡に違いないとの結論になった。
 暗くなってから、親子のタヌキが山から下りて来て、フカフカの土が気持ち良くて歩き回ったのだろうか。足跡は1回しかないので、耕した直後が一番のお気に入りなのだろうか。他の畑でも足跡を見ると、どんな顔をして歩いているのかと想像してしまう。


松ボックリの炭。除臭用にも楽しそう

 焚き火をした時、松ボックリの炭を作ったことがある。蓋に小さな穴を開けた缶に松ボックリを並べ、火の中に置いておくとシューシューと水蒸気が出てくる。水蒸気が止まった時に火から缶を外し、蓋に栓をして冷めるまで置くと、見事な松ボックリの炭が出来上がっている。簡単でおもしろい。これから焚き火の時は、いろいろな素材で炭を作るのはどうでしょうか。
 求む『 蓋付きの缶 』『 松ボックリ 』『 炭にしたいもの 』 。

(文:鈴木由美子 写真:神谷)
2021.09.19 22:30 | 固定リンク | 緑地管理
コロナ禍で田植え作業は断念 草刈りの合間に散策する人と交流も
2021.06.12
コロナ禍で田植え作業は断念 草刈りの合間に散策する人と交流も
6月12日(土) 天気:晴 参加者:5名

前回の物置小屋前の広場より西側に拡げての草 刈り作業を開始。2台のエンジン草刈り機のうち
1台は不調だったので、合田さんの使う1台と手 鎌で作業。手鎌ではやっぱりはかどらない。思う ように刈り払い面積を拡げられなかった。
三々五々、緑地付近を散策する人も増えている。 私たちが休憩していると、そんな中の一人から声 がかかったのでお誘いし、しばし歓談。「みどり のゆび」の活動やフットパスの冊子を発行してい ることなどをおしゃべりする。
この日は地元在住の会員、廣瀬さんから大玉キ ャベツのお土産があった。帰宅後、妹に「キャベ ツを分けてあげる」と連絡すると、「里帰りでも してきたみたい」と言って取りに来てくれた。
当初、恵泉女学園大学の田んぼで田植えを手伝 うことになっていた日ではあったが、「緊急事態 下なので公共交通機関を使わず参加できる方、コ ロナ感染不安を感じない方、という条件をクリア し、参加希望される方は、事前に参加意思表明く ださい」という連絡で不参加に。しばらくは不自 由なことが続くのだろうか。
(新納 清子)

2021.06.12 12:58 | 固定リンク | 緑地管理
草刈りのご褒美 タツナミソウの群生に出合う!
2021.05.15
草刈りのご褒美 タツナミソウの群生に出合う!
5月15日(土)天気:晴 参加者:6名

半年ぶりの緑地は、小さな子の背丈ほどにも雑 草が生い茂っていた。それでも久しぶりの森林浴 でマイナスイオンを頂戴し、身体中がほぐれてい くような開放感がある。

手分けして草刈りに精出し、一輪車にまとめて は運んで積み上げた。
一段落したところで鈴木さんが「そういえば、2~3年前にタツナミソウ見つけたんだけど、この辺りにまだたくさんあるのね」と。早速彼女の案内で探索に出かける。途中、皆が歩く雑草の中には赤い実があちこちに。可愛らしい! 「グミかしら」、「木苺かと思った‥‥‥」と楽しい。
本当はウグイスカグラの実だということが後で分かった。でも食べられるらしい。

草地と雑木林の斜面を分ける小川の辺りで、大 きな木の根元一面にタツナミソウ発見! 紫の花 びらを波頭のようにくるっと巻いた姿で群生して いる。感動! 大切に護らなくては。
(新納 清子)


今年のタケノコの出来具合は?(神谷)


恒例のタケノコ汁のお味は?(神谷)

2021.05.15 12:54 | 固定リンク | 緑地管理