•  フットパス活動の記録

青森で最初のフットパスは?
2019.07.02
青森で最初のフットパスは?
7 月2 日(火) 天気:晴 参加者:1名
また1 つ素敵なフットパスをご紹介します。青森市です。東北は最近あちこち繋がってきてるようですし、北海道からも近いので、皆さんここにも是非行ってあげてください。
7 月3 日、青森大学の小山内誠先生の授業で話をさせていただきました。その前日、幸畑地区という、青森市でも関心度の高い地域の中でのフットパスコースの候補地を見せていただき、夜には小山内先生の率いるNPO「ういむい未来の里」の主要メンバーの方々との意見交換会にも参加させていただきました。
フットパスはやはり行ってみなければわからないものです。観光では、青森のねぶたはあまりにも有名ですが、そのほかの季節では弘前や八戸に押され気味の感もあります。しかし、青森に降り立った途端、空気の清涼感、まちの清潔感、そして驚いたことに行き交う人はじっちゃばっちゃではなく皆おしゃれで、まち自体も上品と、来なくてはわからない実感でした。
戦火で古いものは全焼したとのことでしたが、戦後の昭和的建造物がかなり残っており、アーティスティックな新しい建物と相俟ってクールでありながら暖かなまちでした。
実は、青森はあまり人には教えたくない“住んでみたら最高”のまちで、東京などからの移住者も結構多いのです。青森市を地形地図で見てみると、下北半島、津軽半島、岩木山、八甲田山などに囲まれた大パノラマで、その中で青森市は湾の中央に密着した平地という好条件にあります。まちから観光地のどこに行くにも30 分ほどで行けるそうで、一泊二日でかなり満足度の高い旅になるようです。「三内丸山遺跡」も15分圏内です。ちなみに三内丸山は縄文の昔には海岸の崖っぷちでした。だから遺跡も残るのですね。こんな地形なのでもちろん食べ物も大変豊かで、しじみは十三湖から、白魚は小川原湖からと魚の種類は多く、果物もりんご、さくらんぼ、カシスまで、ネマガリタケ、ミズなど山菜もあります。
 青森市で最初のフットパスの候補地は、青森大学のある幸畑地区です。青森市郊外の少し小高く緑の多い地域で、リンゴ畑の中を縫っている小径、ふくろうやサンショウウオなど貴重な生物の住む森、7 月にフタリシズカやヒメアオキのある涼しい林、陸奥湾の見える丘、岩木山、八甲田山の見える商店街と、なかなかバリエーションに富んだ青森らしさのあるコースです。今度は町田のチームとゆっくり伺いたいと思います。
(神谷 由紀子)



























2019.07.02 13:42 | 固定リンク | フットパス