•  フットパス活動の記録

真光寺
2020.11.08
新撰組の近藤勇らが歩いた布田道と 緑豊かに整備された真光寺公園の今
11月8日 (日) 天気 : 晴 参加者 : 11名 まずは鶴川街道の「入谷戸」バス停を出発。そ
の昔、新撰組の近藤勇・沖田総司などが小野路宿の小島道場へ通ったといわれている尾根・布田道を歩き始めました。朝、寒かったですが、歩いて行くうちに汗ばむほどになり、上着を脱ぎました。

町田いづみ浄苑や電源開発西東京変電所という 自然にはいささか違和感のある施設を通り抜けれ ば、途中、途中は咲いているお花の名前を聞きな がら歩くのも楽しい道で、赤い実をたくさん付け たマユミが印象的でした。春になればサクラの花 が見事な場所も通りました。

この後、鎌倉街道付近でトイレをお借りしたのは 会員の松尾さん宅。ここに住んでは畑作りを楽し んでいらっしゃるそうで、収穫したばかりの珍し いサツマイモ「ムラサキイモ」をいただくという うれしいサプライズもありました。

ここからUターンして飯守神社へと向かいまし た。飯守神社の裏手の山道を歩き、朝、出発した
「入谷戸」に。以前から評判のレストラン「タッ クルステーキ」でランチをとるためです。里山歩 きの途中のちょっとしたお楽しみも新鮮なもので、 足元にかなり気を使う山道もなんのその。午後の パワーアップにもなりました。

さて「入谷戸」の目の前に広がる真光寺公園。 ちょうど紅葉が始まったばかりで、ケヤキやカエ デなどがダイナミックな芝生の丘を彩っています。 この公園は、たしか20年位前にはただの小高い山 が宅地開発に伴って造成され、現在のような池や 起伏のある公園に生まれ変わったのでした。

春、丘の上にはウメが咲き、サクラが咲き、お 弁当を広げてお花見を楽しんだり、丘の斜面では、 子ども達が段ボールをお尻に敷いて芝滑りを楽し む賑やかな声が聞こえます。また、冬の雪が降っ た景色は格別のものがあります。近代的な住宅地 と里山を結ぶ公園の価値が実感できる場所です。


紅葉の真光寺公園


しばらく公園の秋を楽しんだ後、鶴川方面に向 かう町田と川崎の県境を歩くことになる尾根緑地 へ。晴れた日なら富士山がきれいに見える場所に 出ましたが、今日は残念ながら富士山もお休みの 日でした。




尾根緑地を歩く


神明神社を経て真光寺川方面に下りる途中では、 今も残されている茅葺屋根の石川邸「みんなの古 民家」を見学させていただき、ゴールの鶴川駅に 向かいました。
(土肥しず子)
2020.11.08 00:00 | 固定リンク | 未分類