•  フットパス活動の記録

農と緑の管理
2025.06.01
竹林と緑地の管理活動が生むもの

 町田市には現在、約800か所の公園や緑地があり、四季折々の自然が私たちの暮らしを彩っています。これらの緑地が快適に保たれている背景には、市の管理とともに、私たちNPO法人「みどりのゆび」など市民の手による日々の活動があります。
 私たちは、竹林や緑地の清掃・除草、また管理地周辺での枯れ木や倒木の情報提供などを通じて、自然環境の保全に取り組んでいます。こうした作業は一見地味に思えるかもしれませんが、地域の自然を守り、次世代へつなぐ大切な役割を果たしています。そして何より、仲間と共に緑の中で体を動かす時間は、心にも体にも心地よいものです。
 今年は、楽しみにしていた春の「タケノコ祭り」が中止となりました。竹林管理の楽しみのひとつであるタケノコの収穫が不作だったためです。不作の理由には、昨夏の猛暑や少雨に加え、「裏年」と呼ばれる周期的な不作の年が重なったことが挙げられます。自然のリズムには逆らえませんが、だからこそ来年の豊作に期待しながら、日々の手入れを続けていきたいと思います。
 また、樹木の管理においても課題がありました。昨年2月の大雪で倒れた竹林広場のシラカシに続き、今年は3月・5月・6月に、「関屋の切通し」周辺で倒木が発生し、道路の安全が脅かされる場面がありました。市の公園緑地課と道路課が連携して迅速に対応してくださいましたが、市民である私たちも、危険な木の兆候を見つけられるよう知識を身につけ、協力していくことが大切だと感じています。今後は、そうした知識を学べる機会づくりにも力を入れていきたいと考えています。
 町田の自然は、多様な生き物が暮らし、植物が育ち、人々の心を癒してくれるかけがえのない財産です。この素晴らしさをより多くの方に知っていただきたく、今年11月16日(日)には緑地でのイベントを予定しています。日頃の活動を紹介しながら、自然の恵みを分かち合い、地域の皆さんとつながる機会になればと思っています。
皆さまのご参加を心よりお待ちしています.
 一緒に町田の緑を守り、育てていきましょう。
(文:伊藤 右学)
竹林を快適空間に

裏作だからと諦めたタケノコは‥‥

3月23日(日)・4月13 日(日)
 まずはびこっていた竹林広場の草を刈り、ここに念願の丸太の輪切りの椅子を設置しました。高さがちょうど良く座り心地抜群。下の段の竹林への階段造りにも着手しました。これもかねてからの念願のものです。
それと並行して、2月の雪の為に倒されて、処理しきれないでいたシラカシや竹もチェーンソーやノコギリで切り片付ける事が出来ました。
 今まで少しづつ手をかけて見映えのいい竹林になって来ていたのに、倒木の光景はショックでした。でも木が倒れた分、竹林はもっと明るくなりました。
 傍では、モミジイチゴの若い枝がスクスク伸びています。実のなる頃が楽しみです。
タケノコは4月13日の生育調査では5本しか採れなくて、裏作だから仕方ないと諦めていましたが、翌週には、なんと30本近くの収穫がありました。
 この日、初めて参加の方にも喜んでもらえて嬉しかったです。これからの励みになります。
(文:鈴木 由美子)
タケノコ掘りに初参加

4月20日(土)
 爽やかな春の陽気に恵まれ、新緑の竹林は清々しく、心身共に癒されました。
 緑地管理にご尽力されている皆様方の企画実現の為の努力には、頭が下がる思いが致します。
 4月20日の竹林には、タマノカンアオイ、アマドコロ、ニガイチゴ、カキドオシなどの野草、またサンショウの芽生えまで見られました。中でも、タマノカンアオイは絶滅危惧種だとか・・・・。


収穫したタケノコ(写真:伊藤)


タマノカンアオイ(写真:横山)

竹の根っこは、地下茎が横に広がり堅く、タケノコの周りの地面を掘る事は、私にはとても無理で急斜面を登るのがやっとの思いでした。
しかし、私と同年代の高齢者が、颯爽と斜面を登り降りする姿を拝見して、私も頑張らなくては、といった意欲が湧いてきました。
何事も経験だからトライしてみなさいとタケノコ掘りを指南してくださった方、また、斜面を登るのに棒を差し出して手助けをして下さった方など、心優しい方々に囲まれて、大変幸せな一日になりました。
(文:榎本 美智子)


凶作でタケノコ祭りは中止

来年の豊作を期待したい

4月27日(日)
 3週連続のタケノコ掘りは、今回で事実上終わり。20本程度掘れたものの、全体に細く痩せており、シーズン末期の特徴を現しています。穂先刈りが出来るほど伸びていたのは、わずか2本だけでした。
 タケノコは、年毎に概ね規則的な豊凶を繰り返しているようです。
 今年は特に凶作であり、祭り行事も中止となりました。その分、来年は豊作が期待できると思います。
今日の天気は晴天で、午前中は気温も高くなく、極めて快適でした。木々の緑は日々濃くなりつつあり、里山の生命力をいただく思いがしました。
 その後、有志7名はフットパスでも訪ねた鶴川香山園に移動。昨年12月開催した当会管理緑地と竹林を紹介したイベントの慰労会も兼ねて、「桜梅桃李」で和やかに昼食会を楽しみました。
(文:合田 英興)
夏に向かって大切な作業準備

5月11日(日)
 5月にふさわしい青空の下、気持ちよく作業ができた。今回は緑地班と竹林班の二手に分かれて行なった。緑地班は布田道沿いの草を刈り、広い緑地の中に道を作るように刈払い機を使った。これで来月からの緑地管理がしやすくなる。
 竹林班は穂先筍を切ったり密集している竹を間引いたりした。一段低い竹林への通路の端に穂先筍を見つけたが、こういう位置のものは通路の土を固めるためにも切らないほうが良いと教えてもらった。
 通年募集中の 「みどりのボランティア」 に新しい会員の方が加わった。昨年12月の「里山再発見ツアー」に参加されたことがきっかけで、最近はフットパスにも参加されている。
(文:新納 清子)
今後の草刈りは、
暑さと虫対策が必須と実感

6月1日(日)
 昨日は雨が降っていましたが、今日は晴れ間が見える天気で一安心。最初に管理地全体をみんなで歩いて回り、緑地の状況を確認した後、今後の管理の計画を立てました。
 今日の整備の中心は草刈りです。丈高くはびこったブタクサは、根っこから丁寧に刈り取りました。これにより、根元から再び出てくることがなくなります。刈り取った草は積み重ねておきました。
 また刈払機を使い、布田道から見える草地を重点的に刈ることにしました。ここを歩く人が気持ちよく見えることを意図しています。
 緑地の奥には小川があります。土が溜まったり、折れた木が水を堰き止めて草地に溢れていないかを確認するためにも、川沿いの草を刈払機で刈りました。
 お昼に近づくと暑さが増し、蚊にさされたこともあって、次回からはしっかりと虫対策も必要だと感じました。

木陰から緑地をながめる


ニガイチゴも花をつけて(写真:横山)

(文と写真:太田 義博)


よく管理された竹林(写真:横山)
2025.06.01 20:36 | 固定リンク | 緑地管理