「皆の好きな都会・里山ミックスのまち:町田」
2020.02.09
まちだフットパスウォーク「皆の好きな都会・里山ミックスのまち:町田」
町田での10周年ということで、9日のフットパスウォークも、新しい問題提起を行うことにしました。小野路など町田の里山フットパスは有名になりましたが、今回は里山と町田の中心街を繋ぐコースを提案してみることにしました。

町田の魅力は、里山と都会が同居していることだと言われています。この「里山と都会を併せ持つ」ということは町田ばかりでなく、全国を回ってみて若い人や移住者に人気の地域はこの条件下にあることが多いことがわかりました。特にコロナ以後、この条件は人気になっています。
しかし今、その町田の「里山都会同居」のディープな魅力を形成している街中の老舗商店街が消えようとしています。これを失ったら今の味わい深い町田はなくなってしまいます。一方、町田愛にあふれたキープウィルのような若い起業家グループや鶴川インバウンドの会のような地域のグループも育っており、今町田全体で里山と街中を繋ごうというコンセンサスができつつあります。
このコンセプトに従って今回は5つのコースを選びました。また「ナイトフットパス」でも日本フットパス協会専任理事の尾留川さんが選抜した街中の特選コースを楽しんでいただきました。5コースの詳細はそれぞれの担当者の方たちに報告をしていただきますが、やはり初めての試みだったので、里山フットパスをイメージしてきた方にはまだ想いが十分届かなかった部分もあったかもしれませんが。ただ町田のフットパスの新しい展開を示す第一歩とはなりました。

都会里山ミックスのまちだ

古いものを残そう

老舗は町田のディープな魅力
このコース設定を通して、お茶のひじかた園、活版印刷の新星舎印刷所、乾物の河原本店などの貴重な老舗、そして武相庵やstriなどの町田に未来をもたらす若いビジネスグループと知り合うことができました。
みどりのゆびも古い町田、自然のままの町田の保全を基調としながら、新しい可能性を目指して挑戦していきたいと思います。
町田での10周年ということで、9日のフットパスウォークも、新しい問題提起を行うことにしました。小野路など町田の里山フットパスは有名になりましたが、今回は里山と町田の中心街を繋ぐコースを提案してみることにしました。

町田の魅力は、里山と都会が同居していることだと言われています。この「里山と都会を併せ持つ」ということは町田ばかりでなく、全国を回ってみて若い人や移住者に人気の地域はこの条件下にあることが多いことがわかりました。特にコロナ以後、この条件は人気になっています。
しかし今、その町田の「里山都会同居」のディープな魅力を形成している街中の老舗商店街が消えようとしています。これを失ったら今の味わい深い町田はなくなってしまいます。一方、町田愛にあふれたキープウィルのような若い起業家グループや鶴川インバウンドの会のような地域のグループも育っており、今町田全体で里山と街中を繋ごうというコンセンサスができつつあります。
このコンセプトに従って今回は5つのコースを選びました。また「ナイトフットパス」でも日本フットパス協会専任理事の尾留川さんが選抜した街中の特選コースを楽しんでいただきました。5コースの詳細はそれぞれの担当者の方たちに報告をしていただきますが、やはり初めての試みだったので、里山フットパスをイメージしてきた方にはまだ想いが十分届かなかった部分もあったかもしれませんが。ただ町田のフットパスの新しい展開を示す第一歩とはなりました。

都会里山ミックスのまちだ

古いものを残そう

老舗は町田のディープな魅力
このコース設定を通して、お茶のひじかた園、活版印刷の新星舎印刷所、乾物の河原本店などの貴重な老舗、そして武相庵やstriなどの町田に未来をもたらす若いビジネスグループと知り合うことができました。
みどりのゆびも古い町田、自然のままの町田の保全を基調としながら、新しい可能性を目指して挑戦していきたいと思います。
(神谷由紀子写真:松美里瑛子)
町田まちなかツアー
2019.12.08
町田まちなかツアー
12 月8 日(日)天気:晴 参加者:10 名
講師:宮田 太郎(古街道研究家)
昨日とは打って変わって穏やかな小春日和。来年2月に行われる日本フットパス協会10周年記念、東京町田大会の1コース「町田の商店街の老舗店と歴史ある古街道を歩く」の下見を兼ねての散策です。
まず小田急線町田駅前カリヨン広場からの出発。第一踏切の左を斜めに入る道は鎌倉古道山ノ道。この先は秩父から群馬に繋がっているらしい。「ブラたもり」ではないが、土地の高低差をチェックしながらタチ山の場所を確認。普段利用しているのに気がつかなかったが、町田駅から玉川学園方面は急な下り坂になっているのが良くわかる。シバヒロ広場から今度は奥州にも繋がっていたという鎌倉街道早ノ道を辿って二叉路に出る。ここは山ノ道と早ノ道の分岐点となっている。ここからが昔からの商店街。絹の道と言われる、八王子から横浜に繋がる道の中間に位置している。ベアトや明治・大正・昭和の写真と今の道を見比べながら変遷を確認する。浄運寺・ぽっぽ町田の骨董市・勝楽寺・町田天満宮に立ち寄って今日の散策は終了。
最後に忘年会を兼ねて新しくできた「STRI」というレストランで遅めのビュッフェランチ。いまどきのおしゃれなお店でなかなか予約出来ないらしい。このビルは最近出来たもので、4 階に若い起業家のためのコワ―キング&シェアオフィス、6 階にインターネットカフェが入っていて、もしかしたら六本木ヒルズの町田仕様ミニ版?と、連想してしまった。
町田は駅前の都会と、そこから車で15分の場所にある「みどりのゆび」の拠点でもある隠れ里の様な里山が隣り合っている。今日の散策でも、古くから続いてがんばっている乾物屋さん、お肉屋さん、古着屋さん、仲見世通りのお店屋さんと、このレストランビルのように新しい若者向けのお店が隣り合っている。しかもそれが面白いカオスを醸し出している。あらためて、町田は異質なものを融合させるエネルギーを内包し、新しい魅力を生み出していく町だと実感した
この次は夜の散策をしたいという要望もあって期待したい。
(N.K)

12 月8 日(日)天気:晴 参加者:10 名
講師:宮田 太郎(古街道研究家)
昨日とは打って変わって穏やかな小春日和。来年2月に行われる日本フットパス協会10周年記念、東京町田大会の1コース「町田の商店街の老舗店と歴史ある古街道を歩く」の下見を兼ねての散策です。
まず小田急線町田駅前カリヨン広場からの出発。第一踏切の左を斜めに入る道は鎌倉古道山ノ道。この先は秩父から群馬に繋がっているらしい。「ブラたもり」ではないが、土地の高低差をチェックしながらタチ山の場所を確認。普段利用しているのに気がつかなかったが、町田駅から玉川学園方面は急な下り坂になっているのが良くわかる。シバヒロ広場から今度は奥州にも繋がっていたという鎌倉街道早ノ道を辿って二叉路に出る。ここは山ノ道と早ノ道の分岐点となっている。ここからが昔からの商店街。絹の道と言われる、八王子から横浜に繋がる道の中間に位置している。ベアトや明治・大正・昭和の写真と今の道を見比べながら変遷を確認する。浄運寺・ぽっぽ町田の骨董市・勝楽寺・町田天満宮に立ち寄って今日の散策は終了。
最後に忘年会を兼ねて新しくできた「STRI」というレストランで遅めのビュッフェランチ。いまどきのおしゃれなお店でなかなか予約出来ないらしい。このビルは最近出来たもので、4 階に若い起業家のためのコワ―キング&シェアオフィス、6 階にインターネットカフェが入っていて、もしかしたら六本木ヒルズの町田仕様ミニ版?と、連想してしまった。
町田は駅前の都会と、そこから車で15分の場所にある「みどりのゆび」の拠点でもある隠れ里の様な里山が隣り合っている。今日の散策でも、古くから続いてがんばっている乾物屋さん、お肉屋さん、古着屋さん、仲見世通りのお店屋さんと、このレストランビルのように新しい若者向けのお店が隣り合っている。しかもそれが面白いカオスを醸し出している。あらためて、町田は異質なものを融合させるエネルギーを内包し、新しい魅力を生み出していく町だと実感した
この次は夜の散策をしたいという要望もあって期待したい。
(N.K)

鎌倉の紅葉を歩くⅡ
2019.12.07
鎌倉の紅葉を歩くⅡ
杉本寺、護良親王陵墓、瑞泉寺、永福寺跡、鎌倉宮
12 月7 日(土) 天気:弱雨のち曇
参加者:8 名
講師:田邊 博仁(みどりのゆび)
浄妙寺からむかしの道の向小路をぶらぶら歩き、杉本寺の参道の階段前へ。当初、急階段でもあり、拝観予定ではなかったのですが、“ぜひ、観たい”との希望。
すり減って苔むした美しい階段に鎌倉最古の寺の歴史を感じ、さらに、本堂内では行基が自ら刻んだ十一面観音などが間近で見られ、鎌倉随一の仏像群に圧倒されたお寺さんでした。しばらく二階堂の小径を歩くと、正面に護良親王の陵墓の階段が見えてきました。
ここは宮内庁の管理です。いよいよ紅葉の名所、紅葉ヶ谷、錦屏山瑞泉寺へ向かいます。ここは鎌倉で一番遅い紅葉(冬紅葉)と言われていますが、まだ、早かったようです。夢窓疎石が瑞泉寺を起こしたときに作られた庭園は、見事なものでした。鎌倉時代の唯一の庭園で、昭和44~45年に発掘復元されたました。
ふたたび、二階堂小路をもどり、2017 年6 月から史跡公園として公開された永福寺跡を見て、鎌倉宮へ。大塔宮(鎌倉宮)からバスで鎌倉駅へ戻り、解散いたしました。
(田邊 博仁)
詳細はNPO 法人「みどりのゆび」のfacebook ページ12 月10 日をご覧ください。

杉本寺の階段

本堂では仏像群が見られる

瑞泉寺の庭園

庭園内の梅
杉本寺、護良親王陵墓、瑞泉寺、永福寺跡、鎌倉宮
12 月7 日(土) 天気:弱雨のち曇
参加者:8 名
講師:田邊 博仁(みどりのゆび)
浄妙寺からむかしの道の向小路をぶらぶら歩き、杉本寺の参道の階段前へ。当初、急階段でもあり、拝観予定ではなかったのですが、“ぜひ、観たい”との希望。
すり減って苔むした美しい階段に鎌倉最古の寺の歴史を感じ、さらに、本堂内では行基が自ら刻んだ十一面観音などが間近で見られ、鎌倉随一の仏像群に圧倒されたお寺さんでした。しばらく二階堂の小径を歩くと、正面に護良親王の陵墓の階段が見えてきました。
ここは宮内庁の管理です。いよいよ紅葉の名所、紅葉ヶ谷、錦屏山瑞泉寺へ向かいます。ここは鎌倉で一番遅い紅葉(冬紅葉)と言われていますが、まだ、早かったようです。夢窓疎石が瑞泉寺を起こしたときに作られた庭園は、見事なものでした。鎌倉時代の唯一の庭園で、昭和44~45年に発掘復元されたました。
ふたたび、二階堂小路をもどり、2017 年6 月から史跡公園として公開された永福寺跡を見て、鎌倉宮へ。大塔宮(鎌倉宮)からバスで鎌倉駅へ戻り、解散いたしました。
(田邊 博仁)
詳細はNPO 法人「みどりのゆび」のfacebook ページ12 月10 日をご覧ください。

杉本寺の階段

本堂では仏像群が見られる

瑞泉寺の庭園

庭園内の梅
鎌倉の紅葉を歩くⅠ
2019.12.07
鎌倉の紅葉を歩くⅠ
一条恵観山荘、報國寺、浄妙寺・石窯ガーデンテラス
12 月7 日(土) 天気:弱雨のち曇
参加者:8 名
講師:田邊 博仁(みどりのゆび)
鎌倉の静かな北東エリア・金沢街道(六浦路)の紅葉を巡りました。スタートは生憎の弱雨でしたが、しっとりと濡れたモミジの紅葉も素敵でした。浄明寺バス停で降り、金沢街道を2 分ほど歩くと、2017 年7月より一般公開されている「一条恵観山荘」に到着です。
京都西加茂から移築・復元された江戸時代初期数寄屋造りの優れた建物と庭石や枯山水の京都風庭園、脇を流れる滑川が落ち着いた美しい景観を醸し出していました。
次に、「竹のお寺」で有名な「報国寺」へ。京風とは違った禅宗庭園、足利一族の墓と新田義貞の鎌倉攻めの際、由比ヶ浜での戦死者を埋蔵した五輪塔には歴史を思い起こさせられました。金沢街道へもどり、大きな「起こり屋根」が迎える浄妙寺へ。かつては鎌倉五山第五位の大寺院、付近の地名の浄明寺からも伺えます。ここでは、珍しいお寺さんの境内レストラン、「石窯ガーデンテラス」で楽しいランチタイム。土曜日・雨なので相当混雑を予想しましたが、なんと2階を貸切状態で使わせていただき、ゆっくりとワインと食事とおしゃべりができました。ここはイングリッシュガーデン、庭の隅っこに可愛らしくスノードロップが咲いていました。
(田邊 博仁)
詳細はNPO 法人「みどりのゆび」のfacebook ページ12 月9日をご覧ください。

一条恵観

山荘庭園の紅葉

浄妙寺境内

ご参加いただいたみなさま
一条恵観山荘、報國寺、浄妙寺・石窯ガーデンテラス
12 月7 日(土) 天気:弱雨のち曇
参加者:8 名
講師:田邊 博仁(みどりのゆび)
鎌倉の静かな北東エリア・金沢街道(六浦路)の紅葉を巡りました。スタートは生憎の弱雨でしたが、しっとりと濡れたモミジの紅葉も素敵でした。浄明寺バス停で降り、金沢街道を2 分ほど歩くと、2017 年7月より一般公開されている「一条恵観山荘」に到着です。
京都西加茂から移築・復元された江戸時代初期数寄屋造りの優れた建物と庭石や枯山水の京都風庭園、脇を流れる滑川が落ち着いた美しい景観を醸し出していました。
次に、「竹のお寺」で有名な「報国寺」へ。京風とは違った禅宗庭園、足利一族の墓と新田義貞の鎌倉攻めの際、由比ヶ浜での戦死者を埋蔵した五輪塔には歴史を思い起こさせられました。金沢街道へもどり、大きな「起こり屋根」が迎える浄妙寺へ。かつては鎌倉五山第五位の大寺院、付近の地名の浄明寺からも伺えます。ここでは、珍しいお寺さんの境内レストラン、「石窯ガーデンテラス」で楽しいランチタイム。土曜日・雨なので相当混雑を予想しましたが、なんと2階を貸切状態で使わせていただき、ゆっくりとワインと食事とおしゃべりができました。ここはイングリッシュガーデン、庭の隅っこに可愛らしくスノードロップが咲いていました。
(田邊 博仁)
詳細はNPO 法人「みどりのゆび」のfacebook ページ12 月9日をご覧ください。

一条恵観

山荘庭園の紅葉

浄妙寺境内

ご参加いただいたみなさま
秋のあきる野市
2019.11.16
秋のあきる野市古刹の広徳寺・大悲願寺と里山の小峰公園、横沢入を歩く
11 月16 日(土) 天気:晴 参加者:3 名
講師:田邊 博仁(みどりのゆび)
武蔵五日市駅からスタート、秋川の川岸(秋川橋~小和田橋)を歩く。鮎釣りやバーベキューで人気の場所だったが、台風19 号の被害により遊歩道が閉鎖、回復工事が進行中であった。五日市盆地西縁の秋川右岸山麓にある広徳寺(1373 年)を参拝する。安土桃山時代の様式である茅葺きの山門が素晴らしい。加えて、堂々たる風格の総門と2 本の大銀杏の黃葉が、この寺の人気風景で、多くの人が訪れていた。都立小峰公園を経由して、横沢丘陵の秋川左岸にある大悲願寺を参拝する。樹齢500 年を超える大杉に護られた桜門と天井絵、地獄と極楽が彫刻された観音堂、伊達政宗白萩文書と白萩が有名な寺院である。続いて雑木林に囲まれた谷地、棚田と湿地が広がる東京都第一号の「里山保全地域」横沢入を歩き、武蔵増戸駅から帰途についた。
(田邊 博仁)
詳細はNPO 法人「みどりのゆび」のfacebook ページ11 月25 日をご覧ください。

11 月16 日(土) 天気:晴 参加者:3 名
講師:田邊 博仁(みどりのゆび)
武蔵五日市駅からスタート、秋川の川岸(秋川橋~小和田橋)を歩く。鮎釣りやバーベキューで人気の場所だったが、台風19 号の被害により遊歩道が閉鎖、回復工事が進行中であった。五日市盆地西縁の秋川右岸山麓にある広徳寺(1373 年)を参拝する。安土桃山時代の様式である茅葺きの山門が素晴らしい。加えて、堂々たる風格の総門と2 本の大銀杏の黃葉が、この寺の人気風景で、多くの人が訪れていた。都立小峰公園を経由して、横沢丘陵の秋川左岸にある大悲願寺を参拝する。樹齢500 年を超える大杉に護られた桜門と天井絵、地獄と極楽が彫刻された観音堂、伊達政宗白萩文書と白萩が有名な寺院である。続いて雑木林に囲まれた谷地、棚田と湿地が広がる東京都第一号の「里山保全地域」横沢入を歩き、武蔵増戸駅から帰途についた。
(田邊 博仁)
詳細はNPO 法人「みどりのゆび」のfacebook ページ11 月25 日をご覧ください。
